芋よ芋よも好きのうち
2006年 01月 11日
ジャガイモが好きだ。
愛しているといっても過言ではない。どのくらい愛しているかというと、マックに行ったときセットで頼まずポテトLを二個頼むことすらあるほどの溺愛ぶりである。もちろん、ばたじゃがもすきだしジャガイモグラタンもポテトチップスも好きだ。ジャガイモ料理は大抵いける。あらゆる食材の中でジャガイモが個人的ナンバー1なことは疑いようがない。
そんな私であるから、この際ジャガイモと結婚したらいいんじゃないかとも思えてくる。これだけ入れ込んでいるのだから、案外いい結婚生活を送れるのではないか。
「ジャガイモさん……僕はあなたが好きだ!結婚してくれ!」
「え……でも私なんかでいいの?私ジャガイモだから、ジャガイモ料理しか作れないんだよ?」
「そんなことかまうものか。ジャガイモおにぎりだろうがジャガイモの佃煮だろうがなんだってたいらげてやるさ」
「うれしい……」
こうして二人(?)は結婚したとしよう。しかし、私は確かにジャガイモが一番好きではあるが、甘いもの全般やパスタなんかも好きなので、そこで問題が起こるかもしれない。何しろ相手はジャガイモなのだ。ジャガイモ料理以外を食べるのは浮気になってしまうのではないだろうか。
「あなた!今日もチョコパフェを食べてきたのね?」
「え……えと、いきなり何言ってるんだい?」
「隠してもわかるわよ、あなたの服にチョコレートのあとがついてるもの。もうパフェは食べないって言ってたじゃない!」
「……」
「もう私たち、駄目なのかしらね……」
正に修羅場だ。このようなことにならないためにも、結婚したとなればジャガイモ料理以外は完全に絶つくらいの意気込みが必要だろう。しかし、そうなると毎食ジャガイモなのである。いくら私がジャガイモ好きだとはいえ、これは流石に飽きる。絶対飽きる。やはり食材との結婚は無理があるのか。
「すまん、ジャガイモ……。僕は君を愛し続けることができそうにない。もうここらで終わりにしよう」
「そうね……。考えてみれば最初からこうなることはわかっていたのに……私たちってバカよね」
「バカとはなんだこの野郎」
バカはこんなことを考えている私だ。
愛しているといっても過言ではない。どのくらい愛しているかというと、マックに行ったときセットで頼まずポテトLを二個頼むことすらあるほどの溺愛ぶりである。もちろん、ばたじゃがもすきだしジャガイモグラタンもポテトチップスも好きだ。ジャガイモ料理は大抵いける。あらゆる食材の中でジャガイモが個人的ナンバー1なことは疑いようがない。
そんな私であるから、この際ジャガイモと結婚したらいいんじゃないかとも思えてくる。これだけ入れ込んでいるのだから、案外いい結婚生活を送れるのではないか。
「ジャガイモさん……僕はあなたが好きだ!結婚してくれ!」
「え……でも私なんかでいいの?私ジャガイモだから、ジャガイモ料理しか作れないんだよ?」
「そんなことかまうものか。ジャガイモおにぎりだろうがジャガイモの佃煮だろうがなんだってたいらげてやるさ」
「うれしい……」
こうして二人(?)は結婚したとしよう。しかし、私は確かにジャガイモが一番好きではあるが、甘いもの全般やパスタなんかも好きなので、そこで問題が起こるかもしれない。何しろ相手はジャガイモなのだ。ジャガイモ料理以外を食べるのは浮気になってしまうのではないだろうか。
「あなた!今日もチョコパフェを食べてきたのね?」
「え……えと、いきなり何言ってるんだい?」
「隠してもわかるわよ、あなたの服にチョコレートのあとがついてるもの。もうパフェは食べないって言ってたじゃない!」
「……」
「もう私たち、駄目なのかしらね……」
正に修羅場だ。このようなことにならないためにも、結婚したとなればジャガイモ料理以外は完全に絶つくらいの意気込みが必要だろう。しかし、そうなると毎食ジャガイモなのである。いくら私がジャガイモ好きだとはいえ、これは流石に飽きる。絶対飽きる。やはり食材との結婚は無理があるのか。
「すまん、ジャガイモ……。僕は君を愛し続けることができそうにない。もうここらで終わりにしよう」
「そうね……。考えてみれば最初からこうなることはわかっていたのに……私たちってバカよね」
「バカとはなんだこの野郎」
バカはこんなことを考えている私だ。
by rei_ayakawa
| 2006-01-11 18:02
| 日々