写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
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<   2008年 03月 ( 7 )   > この月の画像一覧

意味

みんなやたらと理由を求めたがる。

生きる意味、死ぬ意味、悲劇の意味、喜劇の意味。

くだらない。

そこにはただ、現象があるだけだ。

意味など、その全てが後付けにすぎない。

僕は今現在目の前にある状況に意味を求めたりしない。

ただ、受け入れるだけだ。

「やあ、ぼくノラえもん。16世紀の過去から、納豆を食べに来たんだ」

「限度があるだろ」
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by rei_ayakawa | 2008-03-31 21:20 | 空想

フッ!ハッ!ホッ!

フッ!ハッ!ホッ!イヤァ!

フッ!フフッ!ハッ!ハッ!ホッ!

フッフッ!ハッ!ホッイヤ!

フンムラビ!フンムラビ!フンムラハーッ!

フヒーッ!ホヘーッ!ホイヤー!

フハッ!フンハッ!ハイヤッ!

フリッ!ムンッ!ヒアーッ!






どれがベストだろう?
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by rei_ayakawa | 2008-03-28 19:40 | 日々

壁のシミ


あああっ うう
あああっ うう


壁でやたらと呻いているやつがいる。
前々から思ってはいたんだ。
「あのシミ、人の顔っぽいな」って。

あああっ うう
あああっ うう


苦悶の表情で呻いている。
こちとら受験勉強真っ最中なんだが。

あああっ うう
あああっ うう


とてもうるさい。

「ちょっと静かにしてくれない?」

苦悶の表情が困惑の表情に一瞬変わった。
しかし、すぐに元に戻って、

あああっ うう
あああっ うう


かなり苦しいようだ。
体調が悪いのだろうか?
嫌がらせって雰囲気でもないしな。

「風邪か?薬いるか?」

あああっ うう
あああっ うう


まるで会話になりやしない。
もしかしたら、結構重体なのかもしれない。
高熱でもあるのか。

「病院行くか?」

あああっ うう
あああっ うう


これはいよいよ抜き差しならない状況みたいだ。

「ちょっと待ってな。救急車呼ぶから」

ここまで優しくされたことははじめてだああああああ!

壁のシミは消えた。
どうやら、僕はからかわれていたらしい。
受験勉強の真っ最中に。
ひどいことだ。

あんなやつ、死んでしまえばいい。
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by rei_ayakawa | 2008-03-23 19:55 | 空想

被る個人兵器

シャンプーハットというものは、あきらかに武器になりそうな形状をしている。

しかし、残念なのは強度の低さだ。「シャイニング・カッター!」と叫びながらフリスビーのように投擲しても、ぺちっとあたって終了である。フニャフニャしすぎなのだよ。もっとドカッとしてもらいたい。ドカッと。

大体にして、材質が良くない。鉄にすればいいのだ。そうすれば、十分武器としての強度は確保できる。「オンデマンド・カッター!」と叫びながらフリスビーのように投擲すれば、ドカッとあたって相手は死ぬだろう。

ただ、この案には問題がある。鉄でつくると、シャンプーハットとして使用するには重過ぎるのだ。武器としての性能を取るか、シャンプーハットとしての性能を取るか……。難しい選択である。
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by rei_ayakawa | 2008-03-21 16:53 | 日々
最近暖かくなってきた。

暖かいと言えば布団だ。季節が巡り、時が流れても、布団の誘惑からは一向に逃れられない。毎朝が己との戦いだ。そう考えると、私は一流アスリートにとても近いメンタリティを持っているといえるだろう。

「お、おのれ己めぇ!負けないぞぅ!」
「ふはははは。おのれごときが己に勝てると思っているのか」

そんな会話が毎朝頭の中でリフレインしている。これはもう病院へ行った方がよい。

大体にして、冷静に考えれば一流のアスリートは己との戦いに打ち勝っているから一流なのであって、5割敗北している私は全く一流ではない。冷静に考えなければ一流なのに。まったく、冷静で知的かつ誠実すぎるのも困りものである。
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by rei_ayakawa | 2008-03-14 20:26 | 日々

UNDO

ハイウェイに、俺は一人で立っていた。

星々に向かってそびえる摩天楼。
車が次々と横切る。
物珍しそうに、乗員が手を振る。
俺はなんでこんなところにいるんだろう。
考えても答えは出ない。


ここは未来都市です


ビルの電光掲示板にでかでかと表示される文字。
未来都市が自分のことを未来都市と言うなど変な話だが、どうやら俺はタイムスリップしてしまったらしい。
よく見れば、頭上を飛んでいる車もある。
実に未来都市だ。


だっふんだ


ビルの電光掲示板にでかでかと表示される文字。
何が言いたいのかはわからないが、未来都市においても志村けんは偉大なのだなぁ、と思った。


ウケた?


ビルの電光掲示板にでかでかと表示される文字。
正直、意外性はあったがウケたかと聞かれるとどうだろう。
それはそうと、未来都市においても「ウケる」は死語になっていないらしい。
立派なもんじゃないか。
ところで、どのくらい未来なんだろう、ここ。


……ごめんなさい


ビルの電光掲示板にでかでかと表示される文字。
何を勝手に謝っているんだ。
一瞬意味を取りかねたが、おそらくさっきのギャグの話だ。
誰かが「ウケてない」と電光掲示板に言ってしまったのであろうか。
志村に対して失礼だろうが!
なんたる未来都市だ!


お詫びにUNDOします


ん?


UNDOし続けます


お? お? お?










気がつけば、俺は電車の中にいた。
通勤途中らしい。
窓の外から見える景色は、未来都市ではなかった。
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by rei_ayakawa | 2008-03-10 20:40 | 空想

コンビニ

「ここがコンビニだ、弟よ!」
「うわぁ、僕、コンビニってはじめてきたよ!」

まぁ、そんなわけだ。
俺と弟は近所のコンビニまで、日帰りで旅行に来ている。
徒歩十分の長旅だったので俺は少し疲れていたが、弟は初めて目にするローソンに目を輝かせていた。
よかった。
来たかいがあった。

「よし、それじゃあ入るぞ。弟よ」
「うん。これ、自動ドアって言うんだよね。僕、知ってるよ!」

俺も知っている。
知識としては。
弟に不安を与えないように黙っていたが、実は俺もコンビニに来たのは初めてなのだ。
というか、こんな長距離の旅行がまず初めてだ。
疲労と緊張はもはや限界に達しつつあるが、ここで座り込むわけにも行くまい。

「ああ、そうだ。足を乗せれば動くんだ」

テレビで見た感じ、これであっているはずだ!

「ほんとだ! すごいや!」

スライドする自動ドア。
俺は勝った。
問題なかった。
さすが俺だ。
すごいぞ。
すごい。

店内を見回すと、いろいろなものが置いてあった。
本当にいろいろある。
コンビニも俺に負けないくらい凄い。
弟がカメラを取り出して言った。

「店員さん、写真お願いします!」

さすがマイ・ブラザー。
全く物怖じしないな。
こいつもすごい。
なんだか、世の中の全てがすごく思えてくる。
旅行っていいもんだ。


写真に写るポーズは、斜め40度と決めている。


両手にいっぱいのおみやげを持った帰り道。
弟がなにやら取り出してまじまじと見ている。

「なんだそれ?」
「店員さんからもらったの」
「へぇ」
「あの人、優しかったね」
「うん」
「……ああ、わかった。これ、こう使うんだ」

弟にはわかったらしいが、俺には分からない。
どう使うんだろう。
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by rei_ayakawa | 2008-03-05 12:10 | 空想