写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
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<   2008年 02月 ( 11 )   > この月の画像一覧

季節の変わり目

なにかと物憂げな季節になってきました。

免罪符を発行してください。
免罪符を発行してください。
免罪符を発行してください。
免罪符が発光!
免罪符を発行してください。
免罪符を発行してください。
免罪符を発行してください。

物憂げですね、なにかと。
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by rei_ayakawa | 2008-02-29 19:56 | 空想

すないぱあ

「あいつが『すないぱあ』か?」
「おう、あいつが『すないぱあ』だ」

夕暮れの街。
工場の煙突は赤い空にシルエットを垂れ流しているし、土手の上で踊る『すないぱあ』はノリノリだ。

「まさか、こんなところで『すないぱあ』に出会うとはな……」
「ああ、これが戦場の緊張感というやつか……油断するなよ」

僕たちは土手の下の草むらに身を伏せて、その様子をうかがう。

「くっそぅ。なんて見事な踊りなんだ。うかつに出ていけないな」
「ああ、出ていけば……大変なことになるぜ」

『すないぱあ』は相変わらずノリにノッている。
表情は逆光で見えない。
STEP TO STEP.
DANCE TO DANCE.
MISO TO SIO.
DOCHILA GA KONOMIKA.
僕はあることに気がついて、思わず声を上げた。

「あっ!」
「おい、静かにしろよ。気づかれるぞ」
「わ、悪い」

『すないぱあ』は踊り続けていて、こちらに気づいた様子はない。

「どうしたんだ?」
「そ、それが……思い出したんだ」
「なにを?」
「お前に貸した500円……確かまだ」
「それ以上言うな!」

彼は声を張り上げて立ち上がった。

立ち上がってしまった。

次の瞬間、彼にスポットライトがあたり、太陽がミラーボールになって、軽快な音楽が鳴り始めた。
彼は『すないぱあ』に見つかってしまったのだ。
もう助けられない。
彼は「ディスコ! ディスコ!」と叫んで踊りだした。
ノリノリだった。

僕は「ディスコは古い!」と叫びたかったが、まだ近くに『すないぱあ』がいるかもしれない。
とてもそんなことはできなかった。
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by rei_ayakawa | 2008-02-25 20:31 | 空想

一緒にワンダフル

「さぁ、行こうよ!」
「どこへ?」

「希望にあふれる未来へ!」
「ああ、それ俺と行き先が違うから無理」

「マジで?」
「うん」

「キップ買いなおせ」
「今から?」

「あたしはあんたと一緒がいーのー!」
「はっはっは。ユリは可愛いなぁ」

「はっはっは」
「はっはっは」
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by rei_ayakawa | 2008-02-20 20:02 | 空想

荒野のあんまん

対峙する二つのあんまん。
荒野に身を切る風が横切る。

あんまん(おっきいほう)が腰のホルスターに手をかけながら言った。

「決着をつけようじゃないか……さぁ、抜きな」

あんまん(ちっちゃいほう)はにやりと笑みを浮かべて答えた。

「いえいえ、そちらがお先にどうぞ」

まさに、譲り合いの精神を持った気高きマンである。

「いや、オレは後でいいよ。さ、さ、そちらからどうぞ」

あんまん(おっきいいほう)も負けずに譲り合いの精神を発揮。
二人の騎士道精神がぶつかり合う。

「じゃあ、コインが落ちたら同時にって事で」
「わかった。それでいこう」

あんまん(ちっちゃいほう)がコインを天高く放り投げた。

(腰のホルスターって具体的にどの部位だ?)
(手?)
(コインを手で天高く……)

「ま、待て!」

あんまん(おっきいほう)が声を上げてあんまん(ちっちゃいほう)を静止した。
しかし、時既に遅し。
コインが地面に触れると同時に、銃口から弾丸が放たれた。

あんまん(ちっちゃいほう)が、仰向けに倒れ伏したあんまん(おっきいほう)に声をかける。

「お前は最後になにを言おうとしたんだ?」

あんまん(おっきいほう)は最後の力を振り絞って答えた。

「き、気がついたのさ。大変なことに……」
「どういうことだ?」
「お、俺たちは……あんまんじゃ……ない……」

そこまで言うと、糸の切れた人形のように動かなくなった。

「お、おい、こいつの言ったことはマジなのか!?」

私があんまんと言っている以上あんまんだ。
信用するべきである。

「ああ、そうだよな、やっぱりな!」

あんまん(ちっちゃいほう)は安心した。
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by rei_ayakawa | 2008-02-18 19:43 | 空想

旅先のコンビニにて


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そうだね。
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by rei_ayakawa | 2008-02-15 21:20 | 日々
今日は人体の神秘についてでも語ろうと思う。

何が神秘って、DNAである。DNAは凄い。並び替えるとDANである。誰だよ、ダン。分からないのが凄い。

ほかにも、人体は色々分からない。たとえば、ヘモグロビンである。ヘモグロ瓶なのかヘモグロ便なのか分からないのが凄い。ボーマン嚢も凄い。パッと見、どう読めばいいのか分からない。正解はボーマンのう。読めても意味が分からない。ボーマンNO?さすが人体。際限なく神秘である。

アキレス腱も凄い。昔のなんか古い本に出てくる英雄アキレスから名前をとられている。すさまじく強そうだ。しかし、あまりに強すぎるため集中攻撃されるのか、スポーツ選手とかたまにアキレス腱断裂してる。英雄だって、無敵ではないのだ、その辺が深い。人体の神秘。

あと、上腕二等筋も凄い。なんか語感が力強い。力こぶ出来るところだし、語感と現実が一致してる。もし上腕二等筋が「まんじゅう」って名前だったら、力こぶ出来ても「ああ、なんかふっくらしてるね」で終わりそうだ。終わらないのが、人体の神秘である。

脳も凄い。脳があるおかげで、我々は脳と言える日本人でいられるのだ。もし脳がなかったら、どうだろうか?そう、脳と言えない日本人である。国際社会から非難される。なんでかは知らんけど。

とにかく、人体は神秘なのだ。何だかよく分からんが、神秘なのだ。凄い。そろそろ飽きたからやめる。チョコ欲しい。
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by rei_ayakawa | 2008-02-13 21:14 | 日々

リバーシブル

「てめー、ぶっとばしてやんぜ」
「なにー。てめーこそぶっとばしてやんぜ」
「なにー。くらいやがれ」
「うわー、やられた」

嗚呼。
やられた。
私はやられてしまった。
故郷に残してきた妹は、無事だろうか。
それだけが気がかりである。
本当にそれだけだったであろうか。
何か忘れているのかもしれない。
ハンケチ、ティッシュ……財布も持っている。
忘れ物はなさそうだ。
筆箱もある。
教科書も全部持った。
おそらくは、大丈夫なはずだ。

「それじゃ、行ってきます!」
「いってらっしゃーい」

今日もいい天気だ。
私は学校への道を急いだ。
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by rei_ayakawa | 2008-02-11 20:45 | 空想

大丈夫

大丈夫だって。
案外大丈夫なもんさ。
バスから飛び降りた拍子にかたつむりを踏みつぶしたって、案外大丈夫だ。
大丈夫。
安心しろ。
窓から飛び降りたはずみでローンの残っている自宅が倒壊しても、大丈夫だ。
大丈夫。
安心したまえよ。
駆け込み乗車したせいで親の死に目に会えなくても、大丈夫。
だから、死ぬなよ!
生きてりゃ大丈夫だよ!
汚職官僚だって大量殺人犯だってみんなみんな生きているんだ友達なんだよ!
大抵のことは大丈夫だよ!
首つり自殺したって大丈夫だよ!
だから、もう死ねよ!
そんなに死にたいならいいよ!
大丈夫だよ!
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by rei_ayakawa | 2008-02-09 18:05 | 空想

ボウキャッカー

思い出せません。
これと言って思い出せません。
聞かれても困りますよ。
思い出せません。
諦めてください。
思い出せません。
打ち捨ててください。
思い出せません。
ご一緒にどうぞ。

思い出せません。

一向に構いません。


一から整理しますと、殺人事件が起きたと。
私が唯一の目撃者であると。

しかし、思い出せません。

犯人が知りたいらしいのですが、

思い出せません。

どうにもなりません。



まぁ……私だってね……。



思い出せるものなら

思い出せません。

なにがあろうと

思い出せません。

十中八九、

思い出せません。
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by rei_ayakawa | 2008-02-06 20:54 | 空想

恐怖の男子トイレ

「おい、知ってるか?一階の男子トイレ……でるんだってさ」
「な、なにが?」
「水が、さ」
「やめろよ!僕そういう話苦手なんだからさ」
「はっはっは、悪い悪い。でも、本当らしいぜ。目撃者だって何人も居るらしい」

これから一階の男子トイレにはいけないな。そんなことを考えていると、僕たちの話を聞いていたらしいAが言いました。

「なんだぁ、お前そんな噂を怖がってるのか。くだらん。俺が見てきてやるよ。心配するな。水なんか現実的に考えて出るわけないだろう?」

そうして教室を出て行ったAは、次の授業が始まっても帰ってきませんでした。

「おい、Aのやつ一体どうしたんだろうな」

先ほど話していた友人が小声で僕にささやきかけます。

「もしかしたら、本当に出たのかもしれない。次の休み時間にでも見に行ってみようぜ」

僕としては全力で拒否したいところでしたが、Aの身も心配です。結局僕たち二人は次の休み時間、件の男子トイレへと向かうことになりました。

そして、個室に入ってレバーを回すと、あら不思議!水が一気に便器の中を満たしたのです!

僕は叫びました。

「ぎゃー!」

友人も叫びました。

「ぎゃー!」

Aも叫びました。

「ぎゃー!」

僕は言いました。

「あ、A。いたのか」

Aは言いました。

「うん」

友人は言いました。

「これにて一件落着」

僕は言いました。

「さぁ、帰ろう!」

そして、僕たちは明日に向かってダッシュしている最中に崖から落ちて全員死にました。
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by rei_ayakawa | 2008-02-04 21:50 | 空想