写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
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今年が終わるよ!

もうすぐ2007年も終わりである。

マジで終わりなの?と聞き返したくなるが、終わりである。まったく、ぼーっと生きていると時の過ぎるのが早い。気分的には5歳当時と大して変わることもないのに、体は成人男性のそれになってしまっている。実に悲しいことである。

しかし、これは冷静に考えてみると、そんなに悲観するようなことではないのかもしれない。このペースで年を重ねていけば、69歳なのに気分は15歳のヴェリー・ヤングなおじいちゃんが誕生する。これはもう、オロナミンCがなくても元気ハツラツだろう。

盗んだバイクで走りだすrei_ayakawa69歳。体がついていかず、転倒するrei_ayakawa69歳。病院に運び込まれるrei_ayakawa69歳。身寄りもなく、病院の一室で息を引き取るrei_ayakawa69さイヤアアアアアアアアアア!

なんか凄まじく寂しい晩年の姿を思い描いてしまった。うん、きっとそのうち結婚して家族も出来るって。今はその気配がなくても、大丈夫だって。精神的に5歳でも大丈夫だって。ポジティブシンキン、ポジティブシンキン。

えーと、それで何の話だったっけ?あ、そうだ。よいお年を。
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by rei_ayakawa | 2007-12-30 21:03 | 日々

年末の終末

お空から星が降ってきました。
星が、星が、星が降ってきました。

そこら辺で衝突音やら爆発音やらが響きます。
世界は終わりだ。
カタストロフだ。
そんな感じの思いを抱いていました。

そこに現れたのは、友達のケンジくんでした。
ケンジくんはいいました。

「野球やろうぜ!」

ああ、ちょっと待ってて。
そんな感じの思いを抱いていました。
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by rei_ayakawa | 2007-12-29 14:38 | 空想

オハヨウ

「おはよう、あなた」

「オハヨウ」

「今日も順調にロボね」

「ソウダネ」

「朝食は何にする?」

「ナンデモイイヨ」

「じゃあ、オイルなんてどうかしら?」

「ハッハッハ ソコマデロボデハナイヨ」

「あなたもまだまだね」

「ソウダネ」
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by rei_ayakawa | 2007-12-26 18:21 | 空想

ホワイト


ずいぶんじかんがたっています
略して、TATTEIMAS。


ぼくはずっとたっています。
略して、TATTEIMAS。


いくぶんはらがたっています。
略して、TATTEIMAS。


こなゆきがあたっています。
略して、TATTEIMAS。


それでもきみはあらわれません。
略して、TATTEIMAS。
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by rei_ayakawa | 2007-12-24 11:42 | 空想
放課後、屋上に立つ。

住宅街を隔てた山の向こうに、落ちかけた夕日が見える。風はわずかに吹く。手摺に肘を掛けて考える。今日の夕飯は何にしようか。

不意に背後から声が聞こえた。

「先生」

振り向くと、女子生徒が一人立っている。見覚えのある顔だった。

「はい。なんですか。飯間さん」

すぐに名前が出てきた。あまり話したことはないが、まじめな授業態度と整った顔立ちが印象深かい子だった。

「先生は私たちがどのようにしてこの世に生を受けたかご存知でしょうか」

ずいぶんと唐突な質問だ。意図はよく分からないが、私は素直に自分の認識を述べる。

「はい。おおまかには。凄絶な環境を生き残った精子が、卵子と結合することによって生み出されたと聞いています」
「私も同様の認識です」
「あなたはなぜそんな事を聞くのですか?」
「私には黙秘権があります」
「ふむ。まぁ、いいでしょう。他者のプライバシーに立ち入るのは、私もあまり好きなことではありません」

会話が途切れると、彼女は一瞬目線をはずし、すぐに向き直って言った。

「ところで、先生。あなたは人類の存続に寄与していますか?」

これも意図が読めない。まぁ、気にすることはないだろう。私は私の思うままに、正直に答えていればよい。

「残念ながら、私はしがない国語教師です。自分ひとりの存続を保つことで精一杯ですよ」
「そんなことではいけません。先生。私が協力して差し上げますから、是非とも近年の少子化の流れに歯止めを打つべく、次代の命を共にはぐくみましょう」

なるほど。彼女はずいぶんと社会への貢献意識が強いらしい。私などよりも、よっぽど立派な大人になる見込み十分だ。

「面白い提案だとは思いますが、先ほど述べたとおり私は自分一人で手いっぱいの弱い人間なのです。今だって今夜の夕飯を何にするかで悩んでいて、それどころではありません。残念ながら私にできるのは、専門分野の知識をあなた方生徒に受け継がせることくらいです」

彼女の顔にかすかな落胆の色が浮かんだ。悪い事をした気もするが、こればかりはどうにもならない。

「そうですか……。それに関しては、わかりました。ところで、よろしければ私が今夜の食事をお作りして差し上げましょうか?」
「え、いいのですか?」
「ええ。私は少しも構いません」

それは素晴らしい。しかし、いくらなんでもそこまでしてもらうのは悪い気もするし……。わずかに思考を巡らせた次の瞬間、私は大切なことを思い出した。

「あ、決めました。今夜はファミレスにします」
「ええ!?」

財布を開けて中身を確認する。やはり、入っていた。

「この前、割引券もらってたんです。いやぁ、忘れていました。いけませんね」

確かあそこは白玉ぜんざいがうまかったんだ。デザートは決定として、メインは何で行くか。王道のハンバーグでもいいし、軽くスパゲッティで済ませてしまうのもいいかもしれない。いろいろと思いを巡らせていたが、再び彼女の声が聞こえて、私は現在に引き戻された。

「意外とうっかりなさってるんですね。しっかり者のフォロー役がそばにいて欲しいと思ったことはありませんか?」

長いストレートの髪をかきあげながら言う。なぜだか、ほとんど動かない表情がわずかにこわばっているように見えた。

「いえ、そういう発想はありませんでしたね。まぁ、全部自己責任ですから」
「ダメですよ!」
「ダメなんですか?」
「人は助け合わなきゃダメなんですよ!何でも一人でやろうとしないで下さい!そういう自己中心的な思想が宇宙戦争を引き起こすんですよ!」

なんか急激に彼女のテンションが変わった。いくらなんでも宇宙戦争はない。何が起こったのかはよく分からないが、まずは冷静になってもらわなければならない。

「少し落ち着いてください。飯間さん。この際宇宙はあまり関係がないはずです」
「わかりました。脱ぎます」
「あなたは何一つ分かっていないようです。ああ、こら、いけませんって」
「大丈夫です。今なら二人きりだから大丈夫です」

私の制止を振り切って、まずはブレザーから投げ捨てる。何がどうしてこうなっているのか少しも分からない。

「いや、大丈夫じゃありませんって。ここは学校ですよ。私の首が飛びますって」
「飛ばせばいいじゃないですか。フリスビーみたいに飛ばして犬に拾ってきてもらえばいいじゃないですか」
「それはグロイです。いいからやめなさい。ストリップ。違う。ストップ」
「あら、動揺してらっしゃるんですか。意外と可愛らしいところがあるんですね」
「私の動揺を意外と言っている時点であなたの思考力の低下がうかがえます。そして、私は正直職が惜しいのでこの場を逃げ出させていただきます」

私は競歩のタイムアタックに挑戦していると思われても仕方のない早足で、屋上のドアへと向かった。ドアノブに手をかけると、追いかけてきた彼女がその手を握り、不必要に顔を接近させて言った。

「据え膳食わぬは男の恥って言葉知らないんですか?」

この時、私はようやく彼女の行動の意味するところを理解した。知ってはいる。知ってはいるが。

「据え膳食ったら男の墓地という考え方も理解していただけたらと思います。では、失礼します」

私は彼女の手を振りほどき、階段を駆け下り、校門を出て、ファミレスに入り、結局ハンバーグにした。
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by rei_ayakawa | 2007-12-21 18:11 | 空想

分数

1 <お母様との間に壁を感じるのですが……。

2 <それはね、構造上仕方のないことなのですよ。
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by rei_ayakawa | 2007-12-19 00:50 | 空想

がんばれ、子供たち

二人の男性が公園で会話をしています。

「失礼ですが、お名前は?」
「文化人です」
「おー、スカしてますねぇ。やっぱりいろいろ語っちゃったりするんですか?」
「もちろんです。語るのが趣味ですね」
「あっはっは。スカしてますねぇ」
「ところで、あなたのお名前は?」
「善良な一市民です」
「おー、善良なんですかぁ」
「真面目さだけが取り柄ですね」
「あっはっは。さすがに善良だ」

一方、そこから少し離れたところで、子供たちがおしゃべりをしています。

「あっちがぼくのお父さんだよ」
「あっちはあたしのパパ」
「どっちもキモいね……」
「うん……」
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by rei_ayakawa | 2007-12-17 17:58 | 空想
ケイとコウは絶賛同棲中。
今日は二人とも休みなので、一緒にソファーに腰掛けています。
TVはつけていません。
音楽もありません。
二人は、二人でいるだけで満足なのです。


















1時間経過






















2時間経過






















3時間経過








ケイが口を開きました。

「……H2O」

コウも口を開きました。

「根絶された使命と落第のプロセス」











4時間経過






















5時間経過






















6時間経過





~中略~





12時間経過


















13時間経過






















14時間経過


















コウが口を開きました。

「ときにはおもむくマッハ3」

ケイも口を開きました。

「宇宙規模のランダム選曲みたい」




15時間経過





















16時間経過






二人の良き日ももう終わりです。
おやすみなさい。
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by rei_ayakawa | 2007-12-14 20:54 | 空想

オリエンタリズム

オリエントで生まれた彼女には、オリエンタルな動力が搭載されているのだった。

具体的なスペックを挙げていくと、最高速度は時速130km。なんと、高速道路を独力で疾走できる。まさに規格外の速度である。また、腰の回転数は360/秒である。彼女が全力を出せば、すべてをなぎ倒すハリケーンと化すことがお分かりいただけるはずだ。

さらに、胸部には二つのエアバッグまで搭載している。衝撃を感知すると空気が注入され、一気に膨らむ仕組みだ。取り外し可能で、使用後はジェット風船として夜空に飛ばすこともできる。とある野球場で7回表終了後に飛ばされるジェット風船の中に彼女の胸部が含まれていたとしても、特に驚く必要はない。

また、「男は背中で語るもの」という言葉があるが、背中で語るのは決して男だけの特権ではない。彼女の背中にはスクリーンが埋め込まれていて、そこに文字を意のままに表示してコミュニケーションをとることができる。聴覚障害を持つ人にも余裕で対応可能だ。また、DVDを腰部のスロットに差し込むことによって、映画鑑賞をすることもできる。家庭の団欒にも自然な形で溶け込めるのだ。

あと、首が取れる。

生みの親であるK氏は語る。

「いや、なんかね。ほら、こう、あるじゃないですか。そういうのが。だからね、そういうことなんですよ。あ、それはつまりね。ある意味でね。世界が平和であったらいいなぁというね。そういうことなんですよね。私が言いたいのは」

今日も動力は快調に稼働し続けているのであった。
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by rei_ayakawa | 2007-12-12 18:28 | 空想

伝説的邂逅

「おお!君はアインシュタイン君じゃないか!」

「おお!そういうあなたはアルフレッド・ノーベルさんですね」

「いやぁ、こんなところでアインシュタイン君に会えるとはね」

「はっはっは。実は私はアインシュタインじゃないんですけどね」

「はっはっは。それを言ったら私だって、実はノーベルじゃないのだよ」

「はっはっは」

「はっはっは」
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by rei_ayakawa | 2007-12-10 20:30 | 空想