写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
カレンダー

<   2007年 06月 ( 16 )   > この月の画像一覧

少女の夢



外では雨がしとしとと降っている。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-30 18:22 | 空想

出会い考察

最近、ステキな出会いがないなぁと思っているのである。

プルルルル、プルルルル、ガチャ。
「はい、もしもし。ayakawaです」
「あ、すみません。間違えました。それはそうと、いい声ですね」
「いやぁ、はっはっは。中尾彬ばりのバリトンヴォイスがダンディだなんてそんな。はっはっは」
「とりあえず、お会いしていただけますか?ついでに付き合っていただけますか?」
「いやぁ、まいったなぁ、はっはっは」

こんな感じの出会いが頻繁にあるならば生活に張りも出るのだが、これといって特にない。ああ、なんて人生はつまらないのだろうか。

まぁ、冷静に考えれば、間違い電話なんていう不確定な物に頼っておいて「つまらない」もなにもないだろう。他力本願にもほどがある。人生を豊かな物にするためには、自ら行動することが肝心なのだ。つまり、自ら間違い電話をかけるべきだ。

プルルルル、プルルルル、ガチャ。
「はい、もしもし」
「あ、佐藤さんのお宅ですか?」
「いえ、違います」
「あー、間違えました。すみません」
「それはそうと、いい声ですね」
「いやぁ、はっはっは。中尾彬ばりのバリトンヴォイスがダンディだなんてそんな。はっはっは」
「とりあえず、お会いしていただけますか?ついでに付き合っていただけますか?」
「いやぁ、まいったなぁ、はっはっは」

こんな感じの展開が理想である。

早速実行してみようと思って電話に手を伸ばした瞬間、重大なことに気がついた。そもそも、私は中尾彬ばりのバリトンヴォイスではないのだ。別段これといっていい声ですらない。それに、電話越しでは相手がどんな人なのかわからない。最悪、60歳ほど年上のご婦人に全力で求婚される恐れすらある。まずい、計画が根本から破綻してしまった。

こうなったら、設定を変えるしかないだろう。

ピンポーン
「はーい」
「ただいま」
「え……どちらさまですか?」
「ああ!いやぁ、帰る家を間違えちゃった。はっはっは」
「あはは。それはそうと、かっこいいですね」
「いやぁ、はっはっは。芸能人で言えば中尾彬似でマフラーのぐるぐる巻きが似合いそうだなんてそんな。はっはっは」
「とりあえず、付き合っていただけますか?」
「オフコース!」

これが理想の展開である。

もし相手が自分の好みとかけ離れた相手だった場合「あ、間違えました」でささっと帰ってしまえば問題はない。一分の隙もない完璧な計画に見える。が、これも即座に断念せざるを得なくなってしまった。私は中尾彬に全く似ていないからだ。

いい出会いを自分から作り出すというのはなかなか難しいものですなぁ。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-28 17:57 | 日々

麻耶

麻耶は変わり者だ。

急に後ろから抱き付いてきたと思えば、慌てて振り向いた僕の顔を見てにやにやしている。

「いきなりなんだ?」

聞くと、首をかしげて少しの間をおいた。

「んー」
「考え込むところじゃないだろう」
「言葉を選んでるんだから、少し待ちなよ」

彼女の視線が動き、目が合った。妙にぎらついた光を湛える、目。

「えっとね、熊になりたいの」
「何一つ意味がわからん」
「だけどなれないから、熊になる妄想だけしてるの。何で熊になりたいかっていったら、圧殺してみたいからで、私の世界ではあなたを圧殺してたんだよ。楽しかったぁ」

彼女は相変わらずにやにやと笑っている。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-25 17:58 | 空想

しゃっくりさん

ビックリするとしゃっくりが止まるらしいが、ザックリやると息の根も止まる。果たしてこの符合はなにを意味しているのだろうか?そんなことばかり考えているrei_ayakawaです、こんにちは。

なにはともあれ、私はしゃっくりが嫌いだ。なぜなら、しゃっくりが出るとまともに人と会話することも出来ないし、渋い男のダンディズムを演出することも出来ない。一刻も早くしゃっくりを止めたいが、やつはなかなか思い通りになってくれない。ビックリさせてもらおうにも「ビックリさせて!」と誰かに頼んだ時点で、相手が私を驚かそうとすることが予測できてしまう。これではしゃっくりが止まるほどの勢いで驚くことは不可能だ。

ビックリさせてもらう以外にも、しゃっくりを止める手段はある。私が知っているのは、「ご飯を飲む」「大量の水を一気飲み」「息をしばらく止める」といった方法だ。しかし、「ご飯を飲む」はご飯が炊かれていない状態だと実行不可能だし、「大量の水を一気飲み」は一発で成功しないことが多く確実にトイレが近くなる。「息をしばらく止める」は一番手軽な方法で私も愛用しているが、成功率が高いとはいえない。失敗が続くと、とてつもない勢いでイライラして思わずトゥシューズに画鋲を仕込みたくなるので、出来ることなら一発で確実にしゃっくりを止められる方法を考案したい。

そもそも、私は「ビックリしてしゃっくりが止まった」という状態を経験したことがない。この方法がこれだけ有名になっているからには、一撃でしゃっくりを仕留められる必殺性を持っているのだろう。自分で自分をビックリさせることができるようになればしゃっくり恐れるに足らず、ということである。しかし、これは著しく難易度が高い。どうすれば、一体どうすればいいのだろうか。

ここまで考えて思った。そういえばさっきから、私はしゃっくりのことばっかり考えている。

これってもしかして、恋?

いや、そんなわけない。私はしゃっくりのことが憎くてしかたがないのだ。だから、しゃっくりを退治する方法をずっと考えているのではないのか。ああ、でも、そういえば好きな子にわざわざ嫌がらせをする小学生とか結構いるらしいし、永遠の少年である私もそのパターンにハマっているのかもしれない。何てことだろう、予想外の展開だ。

あぁ……どうしよう。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-21 19:57 | 日々

俺も男だ

今日ほど自分のかっこよさに身震いした日はない。

具体的にはこういう話だ。「なんか風冷たくなってきたなぁ」「そうだねぇ」発端はこんな会話だったのだが、問題はその直後の彼女の発言である。「その服寒そうだよね。下にはなにもないの?」なるほど。彼女はTシャツの下に何も着てないかどうかを聞きたかったようだが、その聞き方ではこう聞こえてしまうのもやむをえない。「汝はノーパンなりや?」私がそう受け取ったのは、全く持って正常な反応だったと思う。

もちろん、私はノーパンではない。よって、とりあえず聞いておく。「君の中で僕はそういうイメージなわけ?」だとしたら困りものである。現実の私は知性的・誠実・トランクス派の三点セットを兼ね備えている。彼女が私のことを常時ノーパン派(自宅では常に全裸)という風に認識している場合、その誤解は現実に即していないためきっちりと解いておかなければならない。ところが、彼女はなにやら状況を飲み込めないといった表情をしている。

ちょっと言いかたが遠まわしすぎたかな、と思って「僕はノーパンではないよ」と宣言した。全く、何でこんなことをわざわざ言わなければならないのか。人生とは不思議なものである。おい、何でお前笑ってるんだ。お前が聞いたんじゃないか。こら、ちょっと待て、ツボに入るな。私はこのとき、人間の身勝手さに絶望を覚えた。人間なんて、滅びてしまえばいい。そんなことも思った。

しかし、3秒後には考え直して「え、なに、今の面白かった?えへへ」とCoolな対応を見せる。正に紳士のダンディズム。ハンフリー・ボガートになれる。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-18 22:26 | 日々

夢の過重積載

子供の頃、電車が好きだった。よく母親と一緒に近所の線路まで見に行って、走行する列車に正面からタックルをかまして爆裂させる夢想に浸っていたものである。幼き日の思い出は、いつも美しい。

そんな穢れのない純真な心を持つ少年だった私も、今では立派に穢れた心を持った青年だ。電車と聞いて真っ先に思い浮かぶのが飛び込み自殺だし、電車に正面からタックルをかませば自分が爆裂するイメージしか浮かばない。しかたがないので、線路に爆弾を仕掛ける夢想に浸る毎日だ。夢のない大人になってしまったものである。

しかし、冷静に考えれば、夢のありすぎる大人になるのも困りものだ。たとえば、私は少年の頃「ウルトラマンになりたい」という夢を持っていたが、この夢を大人になっても持ち続けていた場合相当な問題が生じてくる。まぁ、別に夢を夢として持っている段階では問題はない。ちょっと家庭を作ったりすることは出来ないかもしれないが、その辺は個人の自由である。問題になるのは、実現させてしまった場合だ。

あらゆる困難を乗り越え、ウルトラマンになるという夢を叶えたとしよう。なったはいいが、現代社会においては残念なことに怪獣がいない。彼が夢見たヒーロー象とはかけ離れた生活を送ることは間違いなしである。

土木作業や建設現場などでは大活躍だろう。間違いなくウルトラ社員としての扱いは受けることが出来る。だが、彼がそれで満足できるのだろうか。正義のヒーローに憧れて警察官や弁護士になる人こそいるものの、彼は一切の妥協なく「ウルトラマン」になったのである。「せっかくウルトラマンになったのに……」と鬱屈した思いを抱えるウルトラマン。

彼が憧れたのは建設業のヒーローではなく、正義のヒーローなのである。となると、犯罪者を相手にするしかないが、引ったくり犯を捕まえようにもその体の大きさゆえ一歩間違えれば殺人犯になってしまう。まして、人質をとって立てこもった銀行強盗を相手に出来ることは何もない。でかすぎて、なにをしようにも目立ちすぎである。何も出来ない歯がゆさのあまり、人質ごとスペシウム光線で爆裂させてしまう危険性もあるだろう。

こうなってくると、もはや彼は戦場に向かうしかない。戦場における正義とは何か。言うまでもない、アメリカである。ヒーローに憧れる純真な心を失わない彼は、アメリカ合衆国大統領に「正義のための戦争だからさ、ちっと手伝ってくんね?」とか言われたらホイホイついていってしまうだろう。砲弾の飛び交う中、足元にむらがる敵兵をスペシウム光線で吹き飛ばしていくウルトラマン。そんな彼の姿を見て、子供たちはどう思うであろうか。

子供の夢を守るためにも、適度に夢のない大人になっておいたほうがいいのである。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-14 21:40 | 日々

In The Sky

青い空。

白い雲。

空を飛ぶちーちゃん。

僕は滑り台の上から見てる。

あ、パンチラ。

……。

……。

黒か……。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-11 20:04 | 空想

荒れ狂う砂嵐(Reprise)

俺たちは砂漠の中に立っている。
砂が形を作る。
自然と意味は生まれてくるのだから。
難しく考える必要もない。


「やはり希望を失わないことが肝心だと思うのですな。現実を見るのは当然だが、その中でも理想を忘れてはいけません。常に頭の片隅には理想がなくてはならない。でなければ、全ての行動はその場しのぎで終わってしまいます。だから、皆さんとにかくがんばれ。YEAR。……こんな感じなんだけど、どうかな?ラッパーの才能あると思う?」
「それはラップでなくただのスピーチ」


俺たちは砂漠の中に。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-10 21:01 | 空想

先輩

放課後に屋上でぼーっとしてたら、なんとなく死ぬのも悪くないような気がしてきた。飛び降りてみようかなって思った。

下を見下ろす。結構高い。どうしようかな。

「待てーぃ、そこの女子生徒!はやまったことをするんじゃない!」

振り向くと、水泳部キャプテンの谷先輩だった。先輩は私の方に駆け寄ってきて

「飛び込みの正しいフォームはこうだ!」

とそのまま屋上からダイブ。帰らぬ人になった。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-09 20:03 | 空想

MEGANE

「あれ、僕のメガネどこいったか知らない?」

「なにいってるの、あなたが履いてるじゃない」

「ほんとだ!いやぁ、こりゃあまいった。はっはっは」

「うふふ」
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-08 19:41 | 空想