写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
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2006年 07月 30日 ( 1 )

一匹狼のララバイ

どんな世界にも、仲間外れというものは存在する。

例えば、しりとりにおける『ん』の存在がそれである。存在自体がハブられている。しりとりにおいては最初と最後の文字がキーポイントとなるが、これに全く絡めないというか絡んだ時点でルール違反だ。『ん』くんの悲しみは想像を絶する。

だが、彼の場合はルール違反と認知されているからまだいい。『ん』はしりとりの表舞台には参加できなくても、その存在の重要性は確実に意識されている。皆さんも、ついつい「ハルマゲドン」などと最後に『ん』をつけそうになり、あわてて思いとどまった経験があるはずだ。そういう意味で、彼はまだ救われていると言えよう。

世の中、下には下がいるものだ。しりとりにおいて、『ん』より更に不遇な立場にいるのが『を』である。別に彼は、ルールによって仲間外れになっているわけではない。だからこそ、悲しいのだ。皆さんはしりとりで「『を』のつく言葉って何かあったっけなぁ……」と悩んだ経験があるだろうか?普通はない。『を』が最後につく単語など、存在するかどうかも怪しいからだ。

『を』で始まる単語が極端に少ないのに(私は乎古止点くらいしか知らない。しかも最後が『ん』だ)、『ん』と違ってルール違反にされないのはこのような事情があるからだろう。そもそも、主に単語で争われるしりとりで、現代仮名遣いにおいて助詞以外で用いられない『を』はでてきようがないのである。しりとりで最も冷遇されているのは、間違いなく『を』だ。

だが、彼は楽しいレクリエーションに参加できなくても、腐ったりはしない。仲間外れにされても、決して自分の職務を放棄することなどなく、今日も私たちの日常会話に登場し、与えられた役割を全うしているのだ。学校や職場で仲間はずれにされて、嫌な思いをしたことのある君。そのくらいの事で沈んでいてどうするんだい?他人に認めてもらえなくても、自分の信じた道を歩いていけばいいのさ。

『を』はいつだって俺たちを見守ってるんだからよ……!!
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by rei_ayakawa | 2006-07-30 14:51 | 日々