写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
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隠されたモノ

私が電車に乗っていた時のことだ。

私の目の前に座っている若い女性。彼女は一冊の文庫本を読んでいるが、本には書店などでかけてもらえる紙のカバーがかかっており、何を読んでいるのかまでは分からない。

気になる。凄まじく気になる。この思いは、友達が「路線図が見えない」と言ったのを「ご先祖が見えない」に聞き間違えて、「いつも見えてるのかよっ」とツッコんでしまった時の赤っ恥感に全然似ていない。大体にして、この本のカバーと言うのはどういう意味があるのだろうか?

即座に考えられるのは、カバーをかけないと恥ずかしくて読めないような本を読んでいるということだ。つまり、ほら、ああいうのだ。わかるだろ?

しかし、目の前の女性が「ウルトラマン全百科」とかそういうのを読んでいるというのはどうにも信じがたい。別の理由があるのではないだろうか。

もしかしたら、彼女は極度のサディストなのかもしれない。こうしてカバーをかけることによって、「見たい?見たいでしょ?でも見せてあげない。うふふ」とほくそえんでいるのかもしれない。わたしがM属性なら「女王様!」とあがめてしまうかもしれないが、悲しいことに私もSだ。「なんて女だ!」としか思えない。

つまり、あのカバーはサディストご用達の品なのである。そんなものを全国の書店でかけてくれると言うことは、日本はもしかしたらサディストに支配されているのかもしれない。もはや政治や経済の舞台もサディストを中心に回り、マゾヒストは肩身の狭い思いをしているのだろう。「でも、それがいい」とか言っているのだろう。

という「サディストに日本は支配されている!」論を熱弁したら、「あれは本を汚したくないからかけてるんじゃないの?」と言われた。なるほど、そういう考え方もあったか。

でも、普通本には既にカバーがかかっているものなのだ。カバーの上にカバーをかけると言うのは、もとからあるカバーにとっては一種の冒涜なのではないだろうか。もはや、これはいじめだ。ひどいことするなぁ、みんな。

やっぱり、サディストか。
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by rei_ayakawa | 2006-02-27 17:32 | 日々