写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
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トラボケ 2008夏 レベル6 結果発表

お待たせして申し訳ない。ようやく考えがまとまったので、チャンプの発表と行きたいと思う。

……が、その前にお約束の感想書きなぐりでも。テンプレに「言いたい放題な審査をする」と明記されているので、本当に言いたい放題言おうと思う。私はやるといったらやる男である。惚れてはいけない。

念のために言っておくと、自分のことは完全に棚に上げて手が届かない場所にしまいこんであるので、その辺あまり気にせずに読んでもらいたい。もちろん、一個人の見解として。


☆ 満月の狂乱 『ダーサの庵』

王道のボケだけど、お題の世界観を飛び出していないせいかインパクトに欠ける。この内容だったら、その光景をプロデューサーに見出されてテレビ出演が決まった嬉しさのあまり妻が心臓発作を起こして帰らぬ人になってその遺言に従い夫が遺骨を宇宙に撒きに行く感動巨編くらいのところまで行ってほしい。なんにしろ、お題発表から二時間足らずで仕上げてくるのはさすが。まさにダーサの赤い彗星。略してダサい彗星。


☆ 反逆のOO残酷なドラえもんのテーゼそして僕たちはSEED DESTINY-R2。 『カツオくんは永遠の小学生。』

感想を一言で言うと、「なんだかよくわからんがすごい」である。お題を出発点として無限の世界へバズ・ライトイヤー。完全な力押しだが、オチにはちゃんとお題を絡めてきているのが心憎い。ただ、読み手の意表を突くような主砲ネタがないことを考えると、これでもまだまだパワー不足。一度登場した武装・能力名は二度と登場しないくらいの勢いでやってほしかった。元ネタはエヴァとドラえもんしか分からなかったのだが、これはむしろ元ネタが分からないほうが面白い文章なのかもしれない。


☆ コート姿の男 『自動販売機と地域経済』

きっちりまとまってはいるのだけれど、どーも「オチを提示するためだけの文章」になってしまっている節がある。素材自体はいいのだから、前フリ、あるいはオチ提示後の展開にもう一ひねり欲しい。


☆ ハンマーが振り下ろされる夜 『桃文豪の艶言』

最大の難点は、見知った人物になってしまっていること。よかったね、ダサい彗星さん。あなた一人じゃなかった。ネタ的には実によろしゅうございます。あまりフォントいじりに頼らなければもっと面白くなると思うんだけど、そこは好みか。最後の一文に叙情性があふれているのは高ポイント。だから何なんだという気がしてならない。


☆ 月は見ていない 『やみくもバナナメロン』

いい作品である。適切なエロに適切な捻り。笑いがメインの作品ではないからチャンプにはしないけど、マムさんにはこの調子で突き進んでいただきたい。余は満足じゃ。


☆ 恐怖と快楽の彼方 『黒文豪の妄言』

さすが文豪・ザ・ブラック。レベルが(ある意味)違うぜ。異様なまでにベタベタな構成かつ強引過ぎるオチ。つまらなすぎるのがひっくり返って妙な笑いにつながっている。意外性だけは参加作品トップクラス。他はなんとも言いがたい。


☆ 奇跡 『SOFIA_SS』

奇をてらわない至極まっとうなショートストーリー。こういう話をきっちりまとめてくるあたり、底力を感じる。さすが前回チャンプ。難点と言えば、エロもボケもないことだけ。いや、エロはなくていいんだけど。


☆ 月の出た夜に 『プリティかつ怠惰に生きる』

「餡子はねえど」の元ネタがわからぬ。一つ一つのネタは面白いが、エクスクラメーションマークが多すぎて読みにくい。うまく調節すれば、勢いを殺さずに読みやすくすることも出来るはず。あと、これも見知った人物だよね。結局はね。ちょっと無理があったよ、うん。「光の剣」のくだりは最高。あんた輝いてる。


☆ チンレツ罪 『北の夢想科学小説』

導入から面白い。畳み掛けるような小ネタの数々も面白い。実際に何度かふきだした。しかし、ジャニーズ好きの設定はどこへ。かなり肩透かしな印象。前半と後半がネタの構成上分離してしまっていて、勢いがそがれているのも惜しい。ボケ話だからこそ、伏線も含めた全体の構成に気を使う必要がある。中盤までなら文句なしの内容。


☆ 路上の二人 『工場と微笑』

ユーモラスな雰囲気が漂っていて良い。全体に小ネタが散りばめられていて、質も私の好みなので、中だるみすることなくスラスラと読めた。コートの中ではアンテナは立っても送信は不可能……ということを「しかもなぜか、人間が二人いて初めてメールの送信が可能。」の文であらわしているのだろうけど、そこは会話文の中で伏線を張っておいたほうがきれいに落ちると思う。投稿日がギリギリ土曜日なのは……まぁ、テンプレの「金曜日の夜中」という指定がえらいアバウトなのでセーフと扱うことにする。


さて、そんで優勝作品をどうするかである。

やはりこのコンテストがトラ『ボケ』である以上、ボケ原理主義者の私にとっては、単純に笑えるかどうかが重要な判断基準になる。また、お題で提示された状況設定に反していないかも重要だ。それらの要素に作品の完成度を加味して考えた結果……






チャンプは『工場と微笑』のKs_trunkさんに決定。




オリンピック期間中の開催だったので、金メダルを(心の中で)送っておきます。ついでといっては何ですが、銀メダルを『北の夢想科学小説』のbucmacotoさんに、銅メダルを『カツオくんは永遠の小学生。』のkatuo0076さんに(あくまで心の中で)贈呈します。

割ときびしめだったお題の制約の中、金、銀コンビにはネタのラッシュで、永遠の小学生氏には実に小学生な世界観で笑わせていただきました。こういう貪欲に笑いを取りに行く作品が今後増えてくれるとうれしいです。

なにはともあれ、全ての参加作品からよい刺激をいただくことが出来ました。皆様に感謝、感謝。
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by rei_ayakawa | 2008-08-25 04:23 | 日々