写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
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UNDO

ハイウェイに、俺は一人で立っていた。

星々に向かってそびえる摩天楼。
車が次々と横切る。
物珍しそうに、乗員が手を振る。
俺はなんでこんなところにいるんだろう。
考えても答えは出ない。


ここは未来都市です


ビルの電光掲示板にでかでかと表示される文字。
未来都市が自分のことを未来都市と言うなど変な話だが、どうやら俺はタイムスリップしてしまったらしい。
よく見れば、頭上を飛んでいる車もある。
実に未来都市だ。


だっふんだ


ビルの電光掲示板にでかでかと表示される文字。
何が言いたいのかはわからないが、未来都市においても志村けんは偉大なのだなぁ、と思った。


ウケた?


ビルの電光掲示板にでかでかと表示される文字。
正直、意外性はあったがウケたかと聞かれるとどうだろう。
それはそうと、未来都市においても「ウケる」は死語になっていないらしい。
立派なもんじゃないか。
ところで、どのくらい未来なんだろう、ここ。


……ごめんなさい


ビルの電光掲示板にでかでかと表示される文字。
何を勝手に謝っているんだ。
一瞬意味を取りかねたが、おそらくさっきのギャグの話だ。
誰かが「ウケてない」と電光掲示板に言ってしまったのであろうか。
志村に対して失礼だろうが!
なんたる未来都市だ!


お詫びにUNDOします


ん?


UNDOし続けます


お? お? お?










気がつけば、俺は電車の中にいた。
通勤途中らしい。
窓の外から見える景色は、未来都市ではなかった。
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by rei_ayakawa | 2008-03-10 20:40 | 空想