写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
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名探偵武田

「武田君、この事件の犯人は一体誰なんだね?」
「すみませんが事件が起こるまで待っていただけませんか、警部」

その時、絹を裂くような悲鳴が!駆けつける名探偵武田。

「お嬢さん、どうしたのですか?」
「ああ、あなたは名探偵武田!人がそこで死んでいるのです!」
「本当だ」
「一体、犯人は誰なんですか?」
「それよりもまず、死んでいるこの人は誰なんですか?」

警部が唸るような声をあげた。

「武田君、この人はあれだ、とにかく偉い人だ。大変な事件だぞ。犯人は一体誰なんだね?」
「焦らないでください。落ち着いて、落ち着き払って、そして二人で踊りましょう」
「なるほど、確かに容疑者がわからなければ犯人もわからないな。容疑者は多分この4人だ」

4人が空から降りてきた。

「正に天使だ……」
「容疑者A・B・C・Dだ」
「名も無き天使か……詩人ですね、警部」
「人は皆詩人だよ、武田君。犯人は一体誰なんだね?」

彼らの顔をじっくりと見比べる名探偵武田。ああ、現場の状況とか書くの忘れてたけど、その辺はみんながんばって想像しといて。

「Bが犯人です」
「よし、逮捕だ」

手錠をかけられたBは泣き崩れて動機とか色々語った。全てが終わり、警部は名探偵武田に賞賛の声をかける。

「いやぁ、お見事だったよ武田君。それにしても、どうしてBが犯人だとわかったんだね?」
「簡単な事ですが、説明すると長くなるので勝手に想像して置いてください」
「ふーむ、なるほど。うん、そうか、そういうことだったのか!まさかタバコの値上げが鍵だったとはなぁ」
「いえ、それは関係ないです。カンですよ、あんなの」
「おや!これは一本とられたワイ、はっはっは」

笑いながら警部は空を飛ぶ。名探偵武田は、その姿を見て少し胸をときめかせたのであった。
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by rei_ayakawa | 2007-07-27 19:40 | 空想