写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

出会い考察

最近、ステキな出会いがないなぁと思っているのである。

プルルルル、プルルルル、ガチャ。
「はい、もしもし。ayakawaです」
「あ、すみません。間違えました。それはそうと、いい声ですね」
「いやぁ、はっはっは。中尾彬ばりのバリトンヴォイスがダンディだなんてそんな。はっはっは」
「とりあえず、お会いしていただけますか?ついでに付き合っていただけますか?」
「いやぁ、まいったなぁ、はっはっは」

こんな感じの出会いが頻繁にあるならば生活に張りも出るのだが、これといって特にない。ああ、なんて人生はつまらないのだろうか。

まぁ、冷静に考えれば、間違い電話なんていう不確定な物に頼っておいて「つまらない」もなにもないだろう。他力本願にもほどがある。人生を豊かな物にするためには、自ら行動することが肝心なのだ。つまり、自ら間違い電話をかけるべきだ。

プルルルル、プルルルル、ガチャ。
「はい、もしもし」
「あ、佐藤さんのお宅ですか?」
「いえ、違います」
「あー、間違えました。すみません」
「それはそうと、いい声ですね」
「いやぁ、はっはっは。中尾彬ばりのバリトンヴォイスがダンディだなんてそんな。はっはっは」
「とりあえず、お会いしていただけますか?ついでに付き合っていただけますか?」
「いやぁ、まいったなぁ、はっはっは」

こんな感じの展開が理想である。

早速実行してみようと思って電話に手を伸ばした瞬間、重大なことに気がついた。そもそも、私は中尾彬ばりのバリトンヴォイスではないのだ。別段これといっていい声ですらない。それに、電話越しでは相手がどんな人なのかわからない。最悪、60歳ほど年上のご婦人に全力で求婚される恐れすらある。まずい、計画が根本から破綻してしまった。

こうなったら、設定を変えるしかないだろう。

ピンポーン
「はーい」
「ただいま」
「え……どちらさまですか?」
「ああ!いやぁ、帰る家を間違えちゃった。はっはっは」
「あはは。それはそうと、かっこいいですね」
「いやぁ、はっはっは。芸能人で言えば中尾彬似でマフラーのぐるぐる巻きが似合いそうだなんてそんな。はっはっは」
「とりあえず、付き合っていただけますか?」
「オフコース!」

これが理想の展開である。

もし相手が自分の好みとかけ離れた相手だった場合「あ、間違えました」でささっと帰ってしまえば問題はない。一分の隙もない完璧な計画に見える。が、これも即座に断念せざるを得なくなってしまった。私は中尾彬に全く似ていないからだ。

いい出会いを自分から作り出すというのはなかなか難しいものですなぁ。
[PR]
by rei_ayakawa | 2007-06-28 17:57 | 日々