ゴッドブレイク佐藤
2006年 05月 09日
みなさん、こんにちは!
あたしの名前はゴッドブレイク佐藤。悪は絶対許さない、清く正しき女子高生よ!今日も無力な一般ぴーぽーの平和な生活を守るために戦うの☆
おっとっと、悠長に自己紹介してる場合じゃないわ。早くでかけないと、学校に遅刻しちゃう!でも、その前にちゃんと朝食はとらなきゃダメよね。
「そいやぁ!」
あー、やっぱり捻りたての鳥肉はおいしいわ。あたしの家では、庭に鳥をいっぱい飼っているの。だって、鳥っておいしいんだもん!特に生で食べるとね!良い子のみんなも、ちゃんと朝ごはんは食べなくちゃダメだぞっ☆
さって、急いで学校へ行かないと~。いってきまーす!
「人をはねないように気をつけてね!」
んもー、心配性なんだからー。あたしは家を飛び出すと、全速力で駅までの3kmを駆け抜けたわ。今日のタイムは22.03秒!自己ベストの21.63秒には届かなかったけど、なかなかの好成績ね。
電車に乗ったところで、早速悪を発見したの。優先席に座り込んでるこの男。目の前に妊婦さんがいるのに、平気な顔して新聞なんか読んじゃって!この男には思いやりとか心遣いとか、そういう人間らしい感情が欠けてるのよ。あたしの中の、正義の怒りが爆発したわ!
「ゴッドブレイクパーンチ!」
あたしは男の頭を、一撃で粉々に吹っ飛ばしたわ。まったく、老い先短いあんたよりこれから生まれてくる命を大切にするのは当然でしょう。あたしは頭部のなくなったそのおじいさんを席からどけて、妊婦さんに席を譲ってあげたの。どうでもいいけど、「妊婦さん」と「妖婦さん」って似てるわよね。ホントにどうでもいいわね☆あー、朝からいいことしたわ!今日も一日、いい気分で過ごせそう♪
あたしは電車からおりて、いつもの通学路を歩いていったの。学校までは歩いて5分くらい。ここまで来たら別に走らなくても、余裕で間に合うわ。そんな感じでのんびり歩いていたあたしの目の前に、再び悪が現れたのよ!今度の悪は、街中で堂々と歩きタバコなんかしているわ。しかも、その反対側からお母さんに連れられて小さい子が歩いてきてるの!男のタバコは、ちょうどその子の目の高さくらいのところにある。このままだと子供の目にジャストミートして、失明してしまうかもしれないわ!失明する前に失命させなきゃ!
「ゴッドブレイクキーック!」
あたしは華麗にその子の頭部を一撃で粉々に粉砕したわ。一瞬のことだったから、少しも痛みはなかったはず。あー、よかった。これでタバコがジャストミートして苦しい思いをすることもないわね♪
そんなこんなで学校についたわ。今日は朝から2つもいいことしちゃったから、スッゴク気分がいいの!勉強もはかどりそう☆
「佐藤、おはよー!」
あ、彼は愛しの鈴木くん!あいかわらずかっこいいなー。
「あれ、お前また返り血浴びてんじゃねぇか」
「え……えと、その……」
「あはは。まぁ、ほどほどにやれよ。うちの親父、警察官だからな。あんまりやりすぎっと逮捕させちゃうぞ?」
「ゴッドブレイクチョーップ!」
あたしの名前はゴッドブレイク佐藤。悪は絶対許さない、清く正しき女子高生よ!今日も無力な一般ぴーぽーの平和な生活を守るために戦うの☆
おっとっと、悠長に自己紹介してる場合じゃないわ。早くでかけないと、学校に遅刻しちゃう!でも、その前にちゃんと朝食はとらなきゃダメよね。
「そいやぁ!」
あー、やっぱり捻りたての鳥肉はおいしいわ。あたしの家では、庭に鳥をいっぱい飼っているの。だって、鳥っておいしいんだもん!特に生で食べるとね!良い子のみんなも、ちゃんと朝ごはんは食べなくちゃダメだぞっ☆
さって、急いで学校へ行かないと~。いってきまーす!
「人をはねないように気をつけてね!」
んもー、心配性なんだからー。あたしは家を飛び出すと、全速力で駅までの3kmを駆け抜けたわ。今日のタイムは22.03秒!自己ベストの21.63秒には届かなかったけど、なかなかの好成績ね。
電車に乗ったところで、早速悪を発見したの。優先席に座り込んでるこの男。目の前に妊婦さんがいるのに、平気な顔して新聞なんか読んじゃって!この男には思いやりとか心遣いとか、そういう人間らしい感情が欠けてるのよ。あたしの中の、正義の怒りが爆発したわ!
「ゴッドブレイクパーンチ!」
あたしは男の頭を、一撃で粉々に吹っ飛ばしたわ。まったく、老い先短いあんたよりこれから生まれてくる命を大切にするのは当然でしょう。あたしは頭部のなくなったそのおじいさんを席からどけて、妊婦さんに席を譲ってあげたの。どうでもいいけど、「妊婦さん」と「妖婦さん」って似てるわよね。ホントにどうでもいいわね☆あー、朝からいいことしたわ!今日も一日、いい気分で過ごせそう♪
あたしは電車からおりて、いつもの通学路を歩いていったの。学校までは歩いて5分くらい。ここまで来たら別に走らなくても、余裕で間に合うわ。そんな感じでのんびり歩いていたあたしの目の前に、再び悪が現れたのよ!今度の悪は、街中で堂々と歩きタバコなんかしているわ。しかも、その反対側からお母さんに連れられて小さい子が歩いてきてるの!男のタバコは、ちょうどその子の目の高さくらいのところにある。このままだと子供の目にジャストミートして、失明してしまうかもしれないわ!失明する前に失命させなきゃ!
「ゴッドブレイクキーック!」
あたしは華麗にその子の頭部を一撃で粉々に粉砕したわ。一瞬のことだったから、少しも痛みはなかったはず。あー、よかった。これでタバコがジャストミートして苦しい思いをすることもないわね♪
そんなこんなで学校についたわ。今日は朝から2つもいいことしちゃったから、スッゴク気分がいいの!勉強もはかどりそう☆
「佐藤、おはよー!」
あ、彼は愛しの鈴木くん!あいかわらずかっこいいなー。
「あれ、お前また返り血浴びてんじゃねぇか」
「え……えと、その……」
「あはは。まぁ、ほどほどにやれよ。うちの親父、警察官だからな。あんまりやりすぎっと逮捕させちゃうぞ?」
「ゴッドブレイクチョーップ!」
by rei_ayakawa
| 2006-05-09 20:33
| 空想