写真の子は恥ずかしがりやさんなので、これ以上出てきてくれません。


by rei_ayakawa
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慎重さのかけらもない文章

「石橋を叩いて渡る」という言葉がある。

あまりに有名なことわざなので皆さんも知っていると思うが、一応説明しておくと「渡っている途中に橋が崩れたら大変なので、万が一死んでしまっても悔いが無いように石橋さん(23歳 会社員)のむかつくツラを全力で叩いてから渡る」という意味である。慎重に慎重を重ねて行動することのたとえだ。

もちろん、そんなことをされたら石橋さんだって黙ってはいない。「てめぇ、やりやがったな!」とその場で殴り返してボカスカと熱い闘いが繰り広げられる。「石橋ぃ!てめえのそのツラを前からボコボコにしてやりたいと思っていたんだよ!」「はっ、てめえごときにやれるものならやってみやがれ!」両者譲らず、結果は引き分け。夕日の沈む橋の袂で、2人は仰向けに倒れて言葉を交わす。「おまえやるじゃねえか。顔がむかつくだけじゃなかったんだな」「そっちこそやるじゃねえか。いい根性してやがるぜ」「ハッハッハ……」「ハハハハ……」そして芽生える友情。ああ、美しきかな。

しかし、「石橋を叩いて渡る」という姿勢は実際のところどうなのだろうか?どんなに慎重に石橋を叩いて点検したところで、崩れる時は何をしても崩れるのであって……ああ、先程までの石橋さんの話は忘れて欲しい。忘れてもらわないと話がしづらい。そうだよ、嘘だよ。悪いか?あんまり引っ張るなよ。

大体にして、慎重すぎるというのも考え物だ。いくら万全の準備をしようと思っても、人間のすることである以上100%の成功率というのはありえない。叩かないで、全力で走り抜けた方が成功しやすい時もある。要するにケースバイケースで考えるのがいいのではないだろうか。橋を渡るたびに顔をひっぱたかれていたら、石橋さんもたまったものじゃないだろう。そして、ぶちきれる石橋さん。繰り広げられる激闘。「おまえなかなかやるじゃねえか」「おまえもな」「ハハハハ……」「アハハハ……」「ワレワレハウチュウジンダ」

私が引っ張ってどうする。
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by rei_ayakawa | 2006-04-07 16:44 | 日々